冰呂のまったりブログ

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最近よく見かけるDLNA

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こんにちは。Highroです。
最近よく「DLNA」という文字を見かけます。
DLNA対応パソコンだったり、DLNA対応テレビ、DLNA対応アプリ etc....
このDLNAってなんなんでしょう。。。

ということで、気になって簡単に調べてみました。


DLNAとは

DLNAとは、「 Digital Living Network Alliance」の略称で、テレビやレコーダなどの家電、パソコン、モバイル機器等、様々な機器の相互接続を目指すガイドラインのことらしいです。
このDLNAですが、接続された家電製品、PC及びモバイル機器間で写真や音楽、ビデオを簡単につなげて楽しむというビジョンを持っています。

私の感想としては、素晴らしいビジョンだと思います。

「規格」でなく「ガイドライン」と呼ばれてるのは、DLNA自体が新しい技術ではなく、既存の技術をまとめた「ルール」だからです。
「ルール」が定まっていることによって、機器やメーカーを問わず、互換性を確保することができます。

DLNAから機器認証を受けた機器は下記のようなを使用することができ、DLNAに正式に対応した機器といえます。

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DLNAって何ができるの?

これがまた結構便利なんです。
例えば、パソコンに保存している写真や映像をLANを通じて、テレビで視聴することができたり、ハードディスクレコーダーに録画した映像をLAN経由でパソコンで視聴することができたり、手元のパソコンからもう一方のパソコンに保存した音楽を視聴することができたりするみたいです。

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refelence : 日本HP | 日本HP (ヒューレット・パッカード)公式ウェブサイ


DLNAの歴史

このDLNAに関する歴史を簡単にご紹介します。

2003年6月に発足。
2004年6月にガイドラインver1.0を発表。これは情報家電とコンピュータ、あるいは情報家電同士がデータを交換するための最初の使用となります。
2006年3月に拡張ガイドラインver1.5を発表。プリンターや携帯機能を対象範囲に含みました。
2009年にはガイドラインver2.0を発表し、番組ようや録画予約、コンテンツの同期など特にモバイル機器の使い勝手を向上する機能が追加されました。

DLNAは業界で最も評判の良いデジタルブランド250社で構成されています。


DLNAの組織体制

DLNAの組織体制は以下の4つの委員会から構成されています。

  1. 技術委員会:Technical Committee
  2. エコシステム委員会:Ecosystem Committee
  3. コンプライアンスとテスト委員会:Compliance and Test Committee
  4. マーケティング・コミュニケーション諮問委員会:Marketing Communications Advisory Council

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reference : DLNA for Industry


まとめ

近年では、クラウドサーバという便利なものが出てきており、ネットワークを通じていろいろな情報をやり取りすることができる時代になりました。
ただ、このような近代的な時代になってきて便利になる反面、様々な言葉が出てきており、☆☆対応とか何がなんなのかわからないということが増えてきているのも事実です。

ただ、便利だから〜という考えで利用するのではなく、なんとなくでも言葉の意味を理解することが大事だと思います。